新たなスタイルの銀行が増えつつある昨今でセブン銀行は、セブンイレブンとともにATM台数を着実に増やしています。
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セブン銀行とは、イトーヨーカ堂主体のコンビニATM事業最大手の銀行で、大手流通企業グループのセブンアンドアイホールディングス傘下にあり、2001年に設立されました。2005年に株式会社アイワイバンク銀行から変更し、セブン銀行となり、2008年2月にはジャスダック証券取引所にて上場をしました。セブン銀行はネット銀行など新たな形態の銀行の分類にあります。セブン銀行の主要株主は、セブンイレブンジャパン、イトーヨーカ堂、三菱東京UFJ銀行、コーポレートバリューアップファンド投資事業有限責任組合、ヨークベニマルなどで、株を保有しています。昨今、ネット銀行など新たな銀行の形態が増えていますが、セブン銀行も新しい形態を取っていて、事業会社向けの融資業務は一切行わず、与信業務への初期投資は不要となりました。セブン銀行ではセブンアンドアイグループの各店舗にATMを設置し、提携先金融機関、利用者からの利用手数料が収益源となります。消費者や事業者からの預金は、国際・政府保証債などリスクの低い商品に限定して運用することになり、セブン銀行はATMによる決済専業銀行として新しいビジネスモデルを打ち出しました。
セブン銀行の預金については、個人向けの預金に関しては一般の銀行に比べてセブン銀行のサービスが有利であるとしています。平日、休日にかかわらず午前7時から午後7時までの払い戻しの手数料は無料、預入については24時間無料になっています。また、通信端末により取引もできる為利便性を唱っています。セブン銀行は窓口業務を行っていませんが、セブン銀行の支店は12支店あって、それぞれ花の名前がつけられています。セブン銀行では発行手数料無料のICキャッシュカードを発行しATMにおけるICカード機能の稼働を2006年より行っています。セブン銀行には定期預金も発売されています。電話やインターネットなどで普通預金からの振り替えで預け入れることができるのですが、預入は1万円以上1円単位で定期預金を行うことができます。セブン銀行のATMにて開設、入金ができます。セブン銀行は窓口業務を行っておらず、有人店舗の展開はごくわずかですが、千葉県のイトーヨーカ堂、埼玉県のイトーヨーカ堂、東京都江戸川区のイトーヨーカ堂、東京都足立区のイトーヨーカ堂に開設されています。セブン銀行のATMはゆうちょ銀行を除く民間のなかで日本最多のATM設置数を誇っています。ATMの強奪犯罪が増えていますが、セブン銀行ではATMの防犯対策により強盗被疑者の逮捕に貢献しています。
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セブン銀行ATMの利用手数料は、午前7時〜午後7時までは引き出しの手数料は無料ですが、それ以外の時間帯では105円の手数料が必要になります。また預入、残高照会などは24時間無料になります。セブン銀行の振込手数料は、セブン銀行あてなら52円、他行あてで210円になります。セブン銀行ATMでの1日当たりの振込限度額は、ICチップ取引で200万円、磁気ストライプ取引で50万円までになります。組戻し手数料は630円です。セブン銀行ATMでの現金振り込みはできません。セブン銀行のキャッスカードを発行する際の手数料は、本人カード再発行、代理人カード発行、再発行については1,050円、取引明細表については郵送の手数料毎月105円、再発行臨時発行で1件315円必要です。残高証明書発行手数料は定期が1通315円、個別発行で1通525円必要です。セブン銀行の口座開設のメリットは、原則的に24時間365日取引可能であるということ、土日祝日のATM引き出し手数料が無料であること、ATMの数が全国に豊富にあること、ATMで定期預金の取引を行うことができること、パソコンや携帯電話での取引が可能であることなどです。